あじばこプレス
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大学入試もいよいよ総合型選抜や学校推薦型選抜が始まり、早い人は合格を手にして進学する大学が決まってくる時期になりました。
進学先が決まると、入学手続きや一人暮らしの準備などを進めていくことになります。大学進学に関する情報の中でも気になるのはやはり費用面ではないでしょうか。
進学費用については、保護者からの「早くから知っておきたかった」という声も少なくありません。
そこで今回は受験から大学入学までにいつ、どれくらいかかるのか、大学受験に関する費用についてご紹介しますので、ぜひご参考にしていただければと思います。【受験期の費用】
まずは大学受験前に必要な費用をみていきましょう。①予備校・模試などの費用
進学を目指す多くの高校生の教育費で、大きな比重を占めるのが予備校や学習塾の費用です。
受講形態やプランにもよりますので一概には言えませんが、例えば一般的な授業を3講座受講する場合、入学金3万円前後と授業料50万前後など、合わせて年間60万円程度になります。加えて夏期講習費や模擬試験を受けるとなると、別途費用が必要です。金額も大きくなるため、予算に合わせて苦手科目や夏期講習のみに絞って受講することもひとつの方法です。
また、最近は映像講義をオンライン配信する塾・予備校も増えており、これらをうまく利用すれば、受講費や交通費を節約できる場合もありますので、各予備校にも相談しながら検討していきましょう。(予備校・学習塾費用の目安)※東京都内の一般的な予備校の場合
・入学金:33,000円
・授業料:400,000~600,000円(4月から12月まで3講座受講した場合)
・夏期講習費:50,000~60,000円(3講座受講した場合)
・模試受験料:20,000円(共通テスト模試、記述模試、個別大模試の3回受験を想定)②出願にかかる直接的費用
志望校も決まり、いよいよ出願です。
まず大学入試に出願する際に必要となるのが受験料(入学検定料)です。下記に金額の目安を紹介していますが、大学によっては複数学部の併願や入試方式の組み合わせによって割引になることもあります。
私立大学の一般選抜出願時期は1月から2月が目安になりますが、入試方式が多様なため入試日程も大学ごとに確認しましょう。
また近年は、ほとんどの私立大学で「大学入学共通テスト利用入試」を採用しています。大学によっては共通テストの成績のみで出願できるケースもありますので、上手に活用すれば受験費用を抑えることができます。(受験料の目安)
・大学入学共通テスト(3教科以上):18,000円
・大学入学共通テスト(2教科以下):12,000円
※大学入学共通テストの成績を自身に開示希望の場合は別途手数料(800 円)が必要。
・私立大学一般選抜:30,000~35,000円(医・歯学部は40,000~60,000円)
・私立大学共通テスト利用入試:15,000~20,000円(受験する大学に納める金額)③出願・受験にかかる間接的な費用
受験本番までは受験料以外にもさまざまな費用が発生します。例えば願書代や願書の郵送代、試験会場までの交通費、試験当日の昼食代など。加えて、遠方の大学へ受験する場合は宿泊費や前後の食費などもかかります。
例えば、下記のように名古屋市在住のAさんが東京都内の大学を3校それぞれ別の日に受験した場合、受験料以外に約97,680円の出費になる計算です。意外と大きな出費になりますので、効率よく受験できるように準備しましょう。
最近では、キャンパス以外に主要都市で試験を行う大学も増えてきました。より近場で受験できるようになりましたので、大学の受験要項などで確認しましょう。(間接的費用の例)
・募集要項代:1,000円/1校
・試験会場までの交通費(例:名古屋ー東京間往復新幹線):18,560円
※新幹線は自由席、学生割引の利用を想定
・宿泊代(ビジネスホテル利用):10,000円/1泊
・試験当日の昼食代:1,000円
・雑費(願書郵送代・その他食費など):2,000円【合格から入学までの費用】
受験を乗り越え、無事に合格を勝ち取ったら、すぐに入学手続きに入ります。入学する権利を確保するためには、受験期でも最も大きな費用が必要となります。①初年度納付金
合格後の入学手続きでは入学金や授業料のほか、施設設備費など大学1年目に必要な費用を「初年度納付金」として納めなくてはなりません。金額は私立の種別、また学部系統によっても大きく異なりますので下の表を参考にしてください。納入方法としては一括で支払う場合が多いですが、大学によっては分割で支払えることもあります。一般入試の場合は2〜3月が納入の締め切りになります。私立大学の場合は大学ごとに入試日程が異なるため、手続きの締め切りも確認しなければなりません。
第一志望校の合格発表前に併願校の入学手続きの締め切りがあれば、納付金を納める必要があります。その後、第一志望校に合格して入学辞退する場合は、入学金以外は返還されるのが一般的です。複数の大学を志望するときは、併願校の入学金も費用の一部として考えておく必要があります。<私立大学初年度納付金>
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※文部科学省調べ②新生活を始めるための費用
いよいよ入学して新生活のスタートです。充実した大学生活のために準備しなければならないことは意外と多いです。
入学式に着るスーツや大学生活に欠かせないパソコン、教科書の購入など、入学直前も何かと出費がかさみます。
例えば、自宅から通う学生では平均約50万円、更に下宿から通う場合は住居費や引越代、生活財の購入などで自宅生の倍以上、約110万円かかることもあるようです。大きな出費となりますので、早めに準備を進めておきましょう。<入学時の費用比較(全国平均)>
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全国大学生協連発行「2020 年度保護者に聞く新入生調査報告書」より【亜細亜大学での一人暮らし】
大学生活は人生においてもとりわけ重要な時期です。自分のやりたいことに好きなだけ没頭できるため、授業だけではなくプライベートの時間を有意義に過ごすことも非常に大切です。
そのうえで特に重視したいのが住環境です。ここでは一人暮らしをする場合の費用面をみていきたいと思います。亜細亜大学には全国から多くの学生が入学してくるため、一人暮らしをする学生もいます。
亜細亜大学の最寄り駅はJR中央線の武蔵境駅で、大学周辺の家賃相場は8万円前後が目安です。(駅徒歩10分圏内、築年数10年以内のワンルームマンションを想定)
家賃以外の生活費としては、食費、水道光熱費、日用品、交際費なども含めると6万円~8万円前後が必要になります。電車やバスで通学する場合は定期代などもシミュレーションしておくとよいでしょう。なお、武蔵境周辺は閑静な住宅街のため、勉強にも集中でき、かつ生活に便利な環境となっています。さらに吉祥寺や新宿などにもアクセスが良いため、充実した大学生活を送ることができます。
(生活費の例)
・食費:30,000円
・水道光熱費:12,000円
・日用品:5,000円
・交際費、娯楽:10,000円
・通信費(携帯など):10,000円
・その他雑費:10,000円【亜細亜大学周辺の学生寮】
亜細亜大学の周辺には食事付きの学生寮もあります。
寮母さんが常駐している寮もありますので、間取りや大学までの所要通学時間、生活スタイル等に合わせて探すことができます。学生寮については、下記の特設サイトもぜひご覧ください。
https://dormy-ac.com/page/asia-u/また、亜細亜大学では提携している不動産会社をご紹介しています。学生寮や一般の賃貸物件に関する詳しい内容は、下記の連絡先より各不動産会社にお問い合わせください。
(お問い合わせの際には、必ず「亜細亜大学の学生であること」、「亜細亜大学へ入学が決まっていること」をお伝えください)<提携学生寮>
・(株)共立メンテナンス
(共立メンテナンスが運営する学生寮のため、入居者は本学学生だけではありません)
https://dormy-ac.com/page/asia-u/<不動産会社の紹介>
・(株)ハヤト商事(亜細亜大学購買部)
賃貸マンション・アパート、学生マンションの不動産会社をご紹介しています。
http://asia-u-koubaibu.com/order_sheet今回は大学受験における費用をご紹介しましたが、なるべく出費を抑えるために、必要な場面を想定して早めに情報収集し、受験制度なども上手に活用していただきたいと思います。
皆さんが充実した大学生活を送れるよう心より応援しています。
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