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大学での学びや経験を活かしてガンホーに内定!  私が「文系だから活きるゲームの仕事」に出会えたワケ

2022/09/08

あじばこプレス

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    亜細亜大学キャリアセンター八木康太さん×大野綾萌さん(経営学部4年生)

    学部:経営学部
    学科:ホスピタリティ・マネジメント学科
    学年:4年
    お名前:大野綾萌
    内定先: ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社

    • ――「とにかく背中を押してくれたので、自信を持つことができました」

    • 本記事では、「イマドキのリアルな就活事情」を明かすべく、キャリアセンター職員とそのサポートで内定を決めた在学生とで対談を行ないます。今回来てもらったのは、経営学部4年生の大野綾萌さん。彼女の就職活動支援を行った当センター職員・八木康太さんとの話から、なぜ大野さんが文系でありながら、大手ゲーム会社のガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社の内定をスムーズに得たのか、就職活動の軌跡と彼女を裏で支えたキャリアセンターの役割に迫ります。

    • 絶対に、好きなものを仕事にしたかった

      八木:大野さんが、亜細亜大学経営学部のホスピタリティ・マネジメント学科に入ろうと思ったのはどうして?

      大野:正直なところ、ホテルや航空業界の仕事を目指していたわけではないんです。オープンキャンパスで重田みゆき先生の模擬授業を拝見したとき、先生の立居振る舞いがとてもかっこよくて、憧れたことがきっかけです。どんなお仕事でも相手ありきだと思いますから、「この学科で学ぶことで、対人関係を円滑に進めるためのコミュニケーション能力が身に付いたら、将来どこにいっても役立つだろう」と思いました。

      八木:実際に就職活動をするにあたっては、エンターテインメントの業界を中心に受けていたんだよね。

      大野:そうなんです。マンガとか映画とかゲームとか、そういうエンターテインメントが全般的に好きで、好きなものを扱う仕事じゃないとできないな、という考えでした。絶対にエンタメ業界に入りたかったので、出版社や映画の配給会社などを中心にいろいろな企業をチェックしていましたね。ゲーム会社も見てはいたんですけど、基本的にゲームを「作れる」人でないとだめなところが多くて、文系の私にはちょっときついのかなと思っていました。

      八木:最終的に内定したガンホーさんは、「運営プランナー」としての採用だったね。

      大野:ゲームを作る開発職のお仕事とは異なり、お客様のご意見ご要望をヒアリングしゲームの開発や運営に活かしていくといった、マーケティングに似たお仕事です。そこで大事なのが「おもてなし」だということで、ホスピタリティを学んでいる私に、チャンスが巡ってきたんです。そんな仕事があるなんて、自分一人の力ではわからないことでしたね。

    • 背中を押されたことが自信につながった

      八木:キャリアセンターを最初に利用したのはいつ?

      大野:入学時のオリエンテーションで存在を知って、最初はなにかのワークショップに行ってみました。八木さんとは3年生の全員面談のときに初めてお会いしましたが、その前にも別の職員に、エントリーシートの添削をしていただいていました。

      八木:大野さんは、「キャンパスコンシェルジュ」として活躍していたよね。

      大野:キャンパスコンシェルジュは、学生生活のなかでけっこう力を入れていましたね。オープンキャンパスや学校見学会にくる高校生に、大学のことを伝えていく活動です。悩んでいる受験生の話を聞いたり、なにか提案してみたり……。高校生と話すのはとても楽しかったです。

      八木:全員面談の後で、そのキャンパスコンシェルジュの学生たちを集めて就職指導を始めたんだよね。同じことで頑張っている学生たちだから、アピールポイントが近い。そういうふうに、学生の個性に合わせて細分化して支援した方が効率的だから。

      大野:八木さんは、「ガッツリ言ってくれそう」という印象でした。「もっと上を目指そうよ」みたいに厳しくされたほうが、私には合っていると思ったんです。人生がかかっているので(笑)。

      八木:大野さんは一見ふわっとしているようだけど、実は自分をしっかり持っているし、案外強気なんだよね。

      大野:就活でも強気でしたね。「有名企業でも遠慮なく受けよう、あわよくば受かったらラッキー」という感じで。「とにかくやらなきゃしょうがない」という気持ちでした。八木さんは「大丈夫! いけるいける!」と、とにかく背中を押してくださったので、自分に自信が持てないときでも「なんとかなりそう!」と思えたんです。

      八木:大野さんは、こちらが言ったことはきっちりやってくる人だった。たぶん、就活自体は大丈夫だろうなとは思っていたけど、目指している業界が狭き門なので、希望が叶うかどうかは僕にもわからなかった。そこにガンホーさんから、「運営プランナーの職種に、ホスピタリティ学科の学生を紹介してほしい」という話がきた。「これは大野さんにぴったりだろう」とすぐに思ったね。

      大野:びっくりしましたね。「え、文系でいいの?大丈夫?」って不安でした(笑)。

      八木:「こんな職種があるよ」というのもそうだけど、企業の正しい情報を伝えるというのは、僕たちの基本的な支援。たとえばだれもが知っている有名な出版社でも、実は社員1000人もいないし上場もしていなかったり、逆にこの会社について学生は全然知らないけど規模がかなり大きかったりというのもある。ただ、学生一人ひとりが知るべき業界の情報は、個別でなければなかなか伝えられない。だから僕たちは、個別面談を重視しているんだ。

    • 就職活動は一人きりで戦わない方がいい

      八木:就職先で将来どういうふうにしたいか、ビジョンはあるの?

      大野:就業体験をさせていただいたとき、ユーザーの声と実際に作る人の声と、両方を聞かなければいけない仕事だと言われました。「ゲーム会社って、思ったよりも人と人の関わりで仕事が動いていくんだな……」と感じましたね。だからこそ、「大野がいると安心」「大野がいると円滑に仕事が進む」と言ってもらえるような存在になりたいです。

      八木:人と人の関わりが大切なのは、どんな会社にもいえることだよね。最後に、将来就職活動をする後輩たちに対してなにかメッセージはありますか?

      大野:就職活動は、一人でしないほうがいいですね。最終的には自分だけの戦いになるかもしれないけど、それまではどれだけ情報を入手できるかとか、周りの状況を見られるかとか、そういうことが大事。一人では限界があるから、私もみんなと一緒に調べたり、八木さんにお話を聞いたりしたことがずいぶん助けになったと思います。

      八木:なるほど、その通りだね。大野さん、これからも頑張ってください。

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