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  • #就職

「ともに考え、歩み、寄り添う支援」によって、
一人ひとりの未来を豊かにする、
「自分らしいキャリア」を実現する

2022/08/26

あじばこプレス

    • 亜細亜大学学生部長 成田剛

    • コロナショック、DX、働き方改革――社会が大きく変容しつつあるいま、「キャリアのカタチ」もまた、大きく様変わりしつつあります。亜細亜大学キャリアセンターでは、「目の前の内定」という短期的な視点ではなく「豊かなキャリアの形成」という長期的な視点を重視し、「一人ひとりに寄り添う支援」を掲げて学生たちを細やかにサポート。内定先は大手有名企業から勢いのあるベンチャーやスタートアップ企業、公務員に至るまで、非常に多岐にわたります。

      この「あじばこキャリア論」では、亜細亜大学独自の就職活動に対する姿勢や取り組みの内容を、実際にキャリアセンター職員への取材や、亜細亜大学で内定を獲得した学生と職員との対談取材からご紹介いたします。

      今回は、キャリアセンターを統括する、学生部長である成田さんに取材しました。成田さんは「コロナ禍という、今まで経験したことのない状況の中で、就職活動自体が大きく制限され、企業も学生も大きく困惑することになった」と語ります。そのような中でキャリアセンターは「新しいキャリアのカタチ」という大きなゴールを目指し、一人ひとりの学生をどのように支援していったのかなど、本学キャリアセンターの目指す「キャリア支援」のありかたと、具体的なサポート内容に迫ります。

    • 「100人100通りの“答え”を叶えるサポートをしたい」

      キャリアセンターとは、ひとことで言うと「学生一人ひとりの将来について一緒に考え、社会への扉を開くサポートをする役割」を担っています。特徴は、大規模な大学では難しい、学生一人ひとりに寄り添ったきめ細かい支援体制を展開していること。特に重視しているのは個人面談です。中堅規模大学の特徴を活かし、3年生を対象に全員面談を実施しています。本人の希望に合わせてオンラインでも対面でも可能で、もちろんその後の就職活動を進める中で、何度でも面談に応じています。
       
      就職活動に「絶対解」はありません。学生のキャリアは、100人いれば100通りの選択があります。私たちのキャリア支援においては、「就社」が最大のゴールというわけではなく、その会社で何をするか、自分のどんな強みがどのように活かせるのかが大切だと考えています。

    • 「一方的な“指導”ではなく、一緒に考え、寄り添う“支援”が大切」

      就職活動を進める中では、学生それぞれの「答え」を一緒に考え、就職決定までのステップを進めていくことを常に心がけています。自分の長所や短所を考えるときに、第三者と話すことはとても助けになります。何度か面談を重ねると、職員と学生との間に信頼関係が生まれ、ときにはプライベートな話も出る中で、実は本人がまったく考えていなかった部分が社会で生きるうえで強みになることに気づく……というケースは少なくありません。すると学生本人に自信がつき、どういう生き方をしたいのかが明らかになっていき、当初志望していた企業や業界という枠を超えて、選択の幅が広がる可能性も大いにあります。
       
      私たちが大切にしているのは、「一緒に考える、寄り添う、同じ目線で対話する」という姿勢。あくまでも「伴走者」という気持ちで取り組んでいます。就職活動の進行スピードも学生それぞれで、一度の面談で3歩進んでしまう人もいるし、半歩しか進めない人もいる。個人個人の歩幅に合わせて支援をしていくことで、満足のいく結果につながるのだと思っています。

    • 「“自信を持って”“大丈夫だよ”と背中を押してあげる存在でありたい」

      昨今の就職活動の傾向と課題として、採用選考活動が一部で早期化している傾向があります。中には、3年次夏期のインターンシップが事実上の採用のステップとなり、そのまま早い時期に内々定となるケースも見られます。もちろん主体的にインターンシップに参加して企業とのマッチングを試み、結果内定が出ればハッピーなことだと思いますが、内定をとるためのインターンシップとは考えないほうがいい。あくまでも、「興味のある企業をインターンシップで探す」という気持ちで臨んでいこうと、学生に伝えています。
       
      また、コロナ禍以降はWebによる企業説明会や面接が多用され、一次、二次はWeb面接で、最終面接のみ対面でというケースが増えています。学生はオンラインと対面の両方の対策をしなければならず、苦慮する人も多いようです。面接に関していえば、企業の採用担当者が必ず質問することが「学生時代に力を注いだこと(通称「ガクチカ」)」です。しかしコロナ禍での制限で、学生たちはこれと言える活動をしにくい状況にありますから、多くの学生からどう答えるべきかの相談を受けます。

      とはいえ、授業やゼミ、アルバイトなど、みなさんはこの学生生活で貴重な経験をしているはずです。本人として「売りにならない」と思っていることも職員との面談を通して掘り下げ、自信を持って話せるようにアドバイスしています。条件は他大学の学生でもみな同じですから、自分らしさを伝えることができれば大丈夫だよと、みなさんの背中を押すことも大切な役割です。

    • 「“目先の内定”よりも、“長期的な夢や目標”を見据えた就職活動を」

      コロナ禍での学生サポートを通じて再認識したことは、「短期的な就職相談」を超えた「中長期的なキャリア相談」を実践することの重要性です。長い人生を考えるうえで、転職も視野に入れて自分自身の夢をつかむ機会をつくっていくことも、これからの生き方では大切になります。

      たとえば、ホテルや航空などのサービス業界がコロナ禍で採用を見送る時期があり、この業界を目指していた学生は一時的に道を絶たれることになりました。そのような学生に対しては、自分の強みを活かしたキャリアステップとしての企業選び、つまり回り道を無駄にしないように、いずれ自分の目指すキャリアにもういちど戻れるようにする――これからのキャリアセンターには、こうした「中長期的なキャリア形成」という視点が求められますが、その取り組みの一環として、卒業生のキャリア支援も展開しています。

    • 「亜細亜大学で、“自分だけのキャリア”を実現する力を得てほしい」

      最近は、不安定で先が見えない社会情勢の中で、「どう生きていけばいいのかわからない」と、将来に対して大きな不安を抱える学生がとても多いように見受けられます。こうした状況でベストなキャリアを拓くために大切なのは、「自分らしさ」ではないかと思います。

      自分なりの夢や目標、そして目的意識を持って主体的に行動すること、刻々と変化するこの社会で失敗を恐れずに挑戦すること――こうしたことが就職活動で問われ、夢を実現するために重要となります。亜細亜大学にはそれを応援する環境が整っていて、多彩な授業やさまざまな留学制度など、社会で活躍できる力を得られるフィールドをたくさん用意しています。私たちキャリアセンターは、みなさんの「自分だけのキャリアのカタチ」を叶えるために、学生とともに考え、悩み、寄り添う存在でいたいと考えています。

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