【第五回】あじばこ定期テスト
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上記の四文字熟語の空欄に入る最も適切な字を、それぞれ後の1〜10の選択肢から一つずつ選び、番号をマークせよ。
(なお、同じ番号を重複して用いないこと。)
1 職 2 非 3 身 4 力 5 即 6 下 7 不 8 学 9 効 10 嫁
(2024年全統一入試(前期))
答えを見る①10 嫁 ②7 不 ③1 職 ④4 力 ⑤8 学
解説を見る⑤「曲学阿世」は「学問的真実を曲げてでも世間や権力者に迎合すること」の意。「阿」には「阿(おもね)る(=こびへつらう)」という訓読みがある。①「責任転嫁(=失敗を他人のせいにすること)」は、「責任転×化」と書かないよう注意。②は「不言不語」、③は「有職故実」、④は「実力伯仲」。
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上記の文章の空欄【 】に最もよく該当する漢字を、1〜5の選択肢から選びなさい。
1 帰 2 奇 3 期 4 機 5 記
(2024年全統一入試(後期))
答えを見る3 期
解説を見る正解は3。「期せずして」は、「予期せずして」という意味。選択肢2の「奇」は「奇しくも」の読みが問われることがある。答えは「くしくも」で、意味は「偶然にも。不思議にも」である。あわせて押さえておこう。
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上記の英文の( )に入る最も適当なものを、①〜④から 1 つ選びなさい。
①According to
②Regarding of
③Over to
④Even thought
(2024年全統一入試<中期>)
答えを見る①According to
解説を見る正解は①。according toは「…によると」を表す表現。②regardingは「…に関して」を表すが、この場合ofは不要。③over to「…に引き継いで」は文脈に合わない。④even though「たとえ…でも」は後ろに文(SV)の形が続く表現のため、形式上不適。
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上記の2つの英文がほぼ同じ意味になるように( )に入る最も適当なものを選べ。
①responsible
②grateful
③careless
④comfortable
(2024年全統一入試<後期>/一般入試(学科別/DS後期))
答えを見る①responsible
解説を見る正解は①。in charge ofは「…を担当している」という意味で、①be responsible for「…に責任がある」とほぼ同じ。responseは「反応」という意味だが、失態に応じて(「反応」して)辞職する立場にあるということは、責任がある(responsible)ということ。
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上記の問題文に沿って解きなさい。
(2024年一般入試学科別選択科目<経済学科/多文化コミュ/都市創造>)
答えを見るcos∠ABC = $\frac{1}{5}$
△ABC = 6$\sqrt{6}$解説を見る前半は三角形の3辺の長さがわかっている状態で角度について求めるため、余弦定理を利用する。
cos∠ABC = $\frac{1}{5}$ (答)。
後半は三角形の面積の公式を利用するために、sin2θ + cos2θ = 1 を利用して sin∠ABC を求めるとよい。
面積は S = $\frac{1}{2}$ × 5 × 6 × $\frac{2\sqrt{6}}{5}$ = 6$\sqrt{6}$ (答)と求められる。 -
上記の問題文に沿って解きなさい。
(2024年一般入試学科別選択科目<経済学科/多文化コミュ/都市創造>)
答えを見る2 ≦ a ≦ 4
解説を見る「 A ならば B 」が真であるとき、A のすべての場合で B が成立する必要があり、 a < x < a + 2が | x – 4 | ≦ 2にすべて含まれるような a の範囲を求める。
絶対値を含む不等式を解くと、2 ≦ x ≦ 6 であるため、それぞれの不等式が表す範囲を数直線上に表して考えよう。
2 ≦ a ≦ 4 (答)。 -
次の①~④のうちから一つ選びなさい。
①基経は,光孝天皇を即位させた際に史上初の関白に事実上就任した。
②宇多天皇による基経の関白任命の勅書をめぐり紛争が起こったが,これを阿衡の紛議という。
③藤原氏を外戚としない宇多天皇は,基経の死後,学者の菅原道真を重用した。
④基経は,六国史の最後の『日本三代実録』の編纂に携わった。
(2024年一般入試学科別<経営学科/国際関係学科>)
答えを見る④基経は,六国史の最後の『日本三代実録』の編纂に携わった。
解説を見る誤りは④。『日本三代実録』は、醍醐天皇の治世で編纂された六国史の最後。藤原基経ではなく、藤原時平や菅原道真らによって編纂された。「三代」が清和天皇・陽成天皇・光孝天皇であることも押さえておこう。
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次の①~④のうちから一つ選びなさい。
①加藤友三郎
②近衛文麿
③幣原喜重郎
④岸信介
(2024年一般入試学科別<経営学科/国際関係学科>)
答えを見る③幣原喜重郎
解説を見る正解は③。幣原喜重郎内閣は、五大改革指令のひとつである「婦人解放」を具現化するため、女性参政権を認める選挙改正を行った。選挙改正後に実施された選挙後、39名の女性代議士が誕生したことも押さえておこう。
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次の①~④のうちから一つ選びなさい。
①レーニンは、計画経済である五カ年計画を始めた。
②トロツキーは世界革命論を唱えて、スターリンと対立した。
③スターリンは、ミュンヘン会談でヒトラーと独ソ不可侵条約を成立させた。
④スターリンは、ワルシャワ条約機構軍を投入して「プラハの春」を武力鎮圧した。
(2024年一般入試学科別<ホスピ/データサイエンス/法律学科>)
答えを見る②トロツキーは世界革命論を唱えて、スターリンと対立した。
解説を見る正解は②。トロツキーはスターリンに敗れて失脚。①五カ年計画を始めたのはスターリン。③スターリンは、ミュンヘン会談に出席していない。また、独ソ不可侵条約が成立したのはミュンヘン会談ではない。④「プラハの春」鎮圧の際のソ連の指導者は、ブレジネフ。
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次の①~④のうちから一つ選びなさい。
①中華人民共和国が朝鮮民主主義人民共和国を支援して介入した。
②アメリカ軍が大韓民国を支援して介入した。
③1953年に講和条約が結ばれて戦争は終結した。
④開戦時のアメリカ合衆国大統領はトルーマンであった。
(2024年一般入試学科別<ホスピ/データサイエンス/法律学科>)
答えを見る③1953年に講和条約が結ばれて戦争は終結した。
解説を見る誤りは③。朝鮮戦争は、1950年に朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が大韓民国(韓国)に侵攻して始まり、1953年に講和条約ではなく、休戦協定が成立した。あくまで休戦であり、今もなお、法的には戦争状態は続いている。朝鮮戦争の過程は、地図と併せて確認するとよい。
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次の①~④のうちから一つ選びなさい。
①アメリカは伝統的なモンロー主義から発足当初は国際連合には加盟せず、1951年のサンフランシスコ講和会議を機に加盟した。
②新たな平和維持のための国際機関の設立の原案は、1944年のダンバートン=オークス会議で作成された。
③日本は旧敵国として国際連合に当初から加盟を認められなかったが、アメリカからの沖縄返還を機に加盟を認められた。
④1945年のサンフランシスコ会議で国連憲章が採択され、98か国を原加盟国として国際連合が成立した。
(2024年一般入試学科別<ホスピ/データサイエンス/法律学科>)
答えを見る②新たな平和維持のための国際機関の設立の原案は、1944年のダンバートン=オークス会議で作成された。
解説を見る正解は➁。国際連合の成立過程を確認しておこう。①は誤り。モンロー主義の立場からアメリカが参加しなかったのは国際連盟。③は誤り。日本は旧ソ連と国交が回復した1956年に加盟した。④は誤り。国際連合の原加盟国は51か国。
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次の①~④のうちから一つ選びなさい。
①ベトナム戦争
②双子の赤字
③キューバ危機
④アジア通貨危機
(2024年一般入試学科別<ホスピ/データサイエンス/法律学科>)
答えを見る①ベトナム戦争
解説を見る正解は①。ドル危機を招いた要因は、アメリカの対外経済・軍事援助、多国籍企業の資本輸出などもあるので、あわせて覚えておこう。②から④も頻出事項なので、内容や背景についても学習しておこう。