【第三回】あじばこ定期テスト
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傍線部の漢字に最もよく該当する選択肢を、1〜5の選択肢から選びなさい。
1 シンゼイ 2 フシン 3 シンジョウ 4 フゼイ 5 シンセイ
(2024年一般入試学科別 経済学科/多文化コミュ学科/都市創造学科)
答えを見る2 フシン
解説を見る正解は2。「普請」は、元来は仏教用語で「多くの人々に労力をお願いする(=普(あまね)く請(こ)う)」の意。そこから寺院建築への協力を頼む意味になり、現在の意味(=土木工事を行うこと)に至る。
「安普請(やすぶしん)」は安く家を建てること。
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傍線部のカタカナに最もよく該当する漢字を、1〜5の選択肢から選びなさい。
1 虚飾 2 挙色 3 嘘飾 4 拒食 5 虚色
(2024年一般入試学科別 経済学科/多文化コミュ学科/都市創造学科)
答えを見る1 虚飾
解説を見る正解は1。「虚飾」は「実質を伴わない外見だけの飾り」の意。「虚」には「中身がない」という意味があり、「虚偽」「空虚」といった否定的な意味の熟語が多いが、「謙虚(=自分の心を空にして人の言葉を素直に聞く)」のような熟語もある。
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下線部の意味に最も近いものを、①~④から一つずつ選びなさい。
①intercepted
②increased
③interned
④inserted
(2024年一般入試(学科別)<経営学科/国際関係学科>)
答えを見る②increased
解説を見るturn A up / turn up Aは「A(ラジオや暖房の音や温度)を大きくする」という意味。upは日本語の「上がる」イメージと結びつけるとよい。
同じ意味を表すのは②increasedで、①intercepted「阻止した」③interned「インターンとして働いた」④inserted「挿入した」はいずれも下線部とは意味が大きく異なる。
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上記の英文の( )に入る最も適当なものを、①~④から1つ選びなさい。
①global
②respective
③clever
④pleasant
(2024年全統一入試<前期>)
答えを見る④pleasant
解説を見る正解は④。pleasantは「(天候が)快適な」を表す。clear[fair] weather「晴天」、calm weather「穏やかな天気」、extreme weather「異常気象」、harsh weather「過酷な天気」など、よく使われる表現は覚えておこう。
①global「世界の」、②respective「それぞれの」、③clever「賢い」は文意が通らない。
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上記の問題文に沿って解きなさい。
(2024年一般入試DS後期<データサイエンス学科>)
答えを見るcosθ = -1 または cosθ = $\frac{2}{5}$
cosθ = -$\frac{3}{10}$解説を見るsin2θ + cos2θ = 1 を利用して、t = cosθとして f ( θ ) を t の2次関数とする。
あとは、θ の範囲と t の範囲の関係に注意して、2次方程式を解く。
f ( θ ) = 0 のとき、cosθ = -1または $\frac{2}{5}$ (答)。
また2次関数を平方完成することで、最大値について考えていけばよい。
cosθ = -$\frac{3}{10}$ (答)。
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上記の問題文に沿って解きなさい。
(2024年一般入試DS後期<データサイエンス学科>)
答えを見る1 6
解説を見るまずは真数の条件を調べる。対数方程式では各対数の底を揃えることが有効。
次に対数の性質や底の変換公式を用いて、方程式の左辺を底が2である対数で1つにまとめよう。
今回は $\frac{5}{2}$log2 x = 10とまとめられるため、x = 16 (答)。
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上記の文章を読んで空欄【 】に入る最も適当なものを①~④から1つ選びなさい。
①戦後恐慌
②震災恐慌
③昭和恐慌
④金融恐慌
(2024年一般入試学科別<ホスピ/データサイエンス/法律学科>)
答えを見る④金融恐慌
解説を見る正解は④。1920年代から1930年にかけての日本経済は「恐慌の時代」と押さえる。1920年の戦後恐慌、1923年の震災恐慌、1927年の金融恐慌、1930年の円高での金解禁と、世界恐慌の影響を受けて起きた昭和恐慌をそれぞれ確認しておこう。
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次の①~④のうちから一つ選びなさい。
①氏姓制度とは、氏族ではなく個人の功績や才能を評価する制度であった。
②氏は首長である氏上が氏人を統率し、部民を領有し奴婢を隷属させた。
③姓は家柄や地位を示す称号で、中央豪族は臣・連,地方豪族は君・直が授けられた。
④平群氏・蘇我氏は、ヤマト政権の政治の中心をつかさどる大臣の地位に任じられた。
(2024年一般入試学科別<経営/国際関係 >)
答えを見る①氏姓制度とは、氏族ではなく個人の功績や才能を評価する制度であった。
解説を見る誤りは①。氏姓制度は、大王が氏(うじ)(血縁的なまとまり)ごとに姓(かばね)を与える制度。こうした制度の打破を目指し、個人の功績や才能を評価する官僚制度の導入が進められた。
そのスタートが、推古朝に制定された冠位十二階。
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次の①~④のうちから一つ選びなさい。
①戦争が新兵器の実験の場となり、科学技術が進展した。
②軍隊だけではなく、国家の総力を挙げて戦う戦争となった。
③戦争中も戦争反対を訴え続けた第2インターナショナルが発言権を強めた。
④秘密外交が展開され、各国の外交活動が活発化した。
(2024年一般入試学科別<ホスピ/データサイエンス/法律学科>)
答えを見る②軍隊だけではなく、国家の総力を挙げて戦う戦争となった。
解説を見る正解は②。第一次世界大戦は、国力の全てを動員する総力戦となり、女性も軍需工場での勤務などを通じて戦争協力を果たして社会的地位を向上させ、国民意識を高めた。
主要国の女性参政権が認められた時期をまとめて確認しておこう。
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次の①~④のうちから一つ選びなさい。
①ユスティニアヌス帝は、現在のスペインにあった西ゴート王国をも滅ぼすなど版図を拡大した。
②ヘラクレイオス1世は、イスラーム勢力からシリア・エジプトを奪還した。
③レオン3世は、聖像禁止令を出し、東西教会対立のきっかけとなった。
④第7回十字軍によって攻撃され、これを担ったジェノヴァがラテン帝国を建国した。
(2024年一般入試学科別<ホスピ/データサイエンス/法律学科>)
答えを見る③レオン3世は、聖像禁止令を出し、東西教会対立のきっかけとなった。
解説を見る正解は③。聖像禁止令に対して、ゲルマン人への布教に聖像を必要としたローマ教会は反発。
①西ゴート王国はウマイヤ朝に滅ぼされた。
②ビザンツ帝国は、イスラーム勢力にシリア・エジプトを奪われた。
④ラテン帝国を建国したのは、ヴェネツィアが主導した第4回十字軍。
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次の①~④のうちから一つ選びなさい。
①商品需要が全般的に増大したため、年率10%を超えるインフレーションが発生した。
②企業の資金調達方法が、それまでの直接金融方式中心から間接金融方式中心へと大きく転換した。
③民間企業の投資が景気の主な牽引役をつとめたので、当時の経済白書は「投資が投資を呼ぶ」と表現した。
④バブル経済崩壊の一因は、当時の大蔵省が金融機関に対し、不動産融資総量規制を要請したことにあるといわれている。
(2024年一般入試学科別<ホスピ/データサイエンス/法律学科>)
答えを見る④バブル経済崩壊の一因は、当時の大蔵省が金融機関に対し、不動産融資総量規制を要請したことにあるといわれている。
解説を見る正解は④。①バブル経済では、土地や株価などは高騰したが、消費者物価の影響は軽微なので誤り。
②バブル経済期は直接金融の割合が高まったので誤り。
③「投資が投資を呼ぶ」と記されたのは、1960、1961年度の経済白書なので誤り。
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次の①~④のうちから一つ選びなさい。
①ペイオフでは、預金者1人当たり元本500万円とその利息分の払い戻しが行われる。
②預金保険機構は、預金の払い戻しが不可能となった破綻金融機関に代わって、預金の払い戻しに応じる。
③外国銀行の在日支店も日本国内で営業するので、ペイオフの対象となる。
④今日までペイオフが発動されたことはない。
(2024年一般入試学科別<ホスピ/データサイエンス/法律学科>)
答えを見る②預金保険機構は、預金の払い戻しが不可能となった破綻金融機関に代わって、預金の払い戻しに応じる。
解説を見る正解は②。ペイオフの実施機関である「預金保険機構」は暗記しよう。
①ペイオフは、元本1,000万円までとその利息分が払い戻される。
③外国銀行の在日支店は対象外なので誤り。
④日本振興銀行にペイオフが発動されたので誤り。