受験生応援メッセージ「小さな変化 小さな挑戦から 始めてみませんか 」
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経済学部長
権丈 英子 先生からのメッセージ -
“ものごとの核=本質”をとらえる力をベースに、 社会に通用する力を習得できる
亜細亜大学経済学部では、令和6年度から新カリキュラムが始まります。学びの柱として、ABCDE、すなわち、Asia(アジア)、Basics(基礎)、C(キャリア、就職)、Data(データ分析)、English(英語)を重視しています。
1年次には経済学の基本科目である、ミクロ経済学やマクロ経済学を学ぶとともに、関連する入門・基礎科目を多く配置しており、経済学の考え方を基礎からしっかりと身につけることに力を入れています。そして、2年次からは卒業後の進路を意識した4つのコース――経済・公共コース、データ分析コース、アジア・グローバルコース、ファイナンス・会計コース――において、自らの関心を育て、専門性を高めていきます。アジアをはじめとする国際社会についての学びが充実するとともに、実践的なデータ分析スキルの育成にも力を入れています。
また、キャリア・就職に関しては、実社会で役立つスキル修得の一環として、資格取得サポートに力を入れています。たとえば、基礎会計学を履修すれば、学部の授業を受けるだけで、日商簿記検定3級レベルを目指すことができます。また、「日本経済の現状と展望」では、経済界の一線で活躍する外部講師を招いた特別講座を用意しています。さらに、「アジアのビジネスと経済」では、大学での学びをビジネスの現場をつなぐために、アジア各国で仕事をしてきたスピーカーから学ぶ科目になっています。
そして、3・4年次の専門演習(ゼミナール)では、経済学に関する多様なテーマの中から、関心のある分野のゼミナールを選び、グループワークやプレゼンテーションを行い、自分で考え調べ発表する力を鍛えます。小人数の環境で、本格的な「データ分析」に挑戦したり、卒業研究に取り組むことができます。
経済学の面白さは、ものごとの核となる部分、つまり本質をとらえることができる点にあります。そして、経済学はさまざまな分野に応用されています。亜細亜大学経済学で学ぶことで、物事の本質をとらえる力をベースに、多様な経験を積み、これからの社会のあり方、より良い生き方について考えてほしいと思います。
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多彩なバックグラウンドを持つ教員が、 それぞれの専門性を生かして丁寧に指導します
経済学部では、独自の学生アンケートを実施し、その結果をカリキュラム編成や授業内容の改善に生かしています。
経済学部の先生方には、元企業勤務、元政府機関勤務など、さまざまなバックグランドを持つ教員がいます。また、国際経験が豊富な教員が多いことも特徴です。教員はそれぞれの強みを生かしながら、キャリア形成や簿記検定などの資格取得、公務員試験対策のサポートを、丁寧に行っています。
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高校生のうちに、読書を通して視野を広げましょう。 好きなこと・興味を持ったことを大切に
高校時代にはまずはしっかりと勉強し、大学時代に出会う学問の基礎を作ってほしいと思います。そして、今できることに取り組み、楽しんでください。
学校の勉強以外にも、本を読みましょう。読書の習慣を身に付けておくことは大切です。読書を通じて関心のある分野の知識を深めるとともに、さまざまな人の考え方や置かれた立場も分かるようになると思います。そうして視野を広げながら、好きなこと、興味を持ったことを大切にして、自分の進むべき道を見つけてください。
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もし壁に直面したら…… コツコツ学習を続けてもよし、思い切ってリフレッシュしてもよし
受験勉強で壁に直面した時の対処法は2つあると思います。
一つはとりあえずコツコツと学習を続けることです。毎日少しずつでも前に進むことで、今は不安でも着実に力はついているはず。あきらめずに頑張りましょう。
もう一つは、これとは逆にしっかり気分転換をして、日常から離れてみることです。一人でもいいですし、友人や家族と一緒でもよいと思います。思い切っていつもと違うことし、楽しんでみるのもお勧めです。時間がないと思っても、フレッシュな気分で取り組むと、急に前に進めることもあります。家の手伝いをしてみるなどの小さなことでもよいですし、思い切って旅行に出かける、といったことも考えてみるとよいでしょう。
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小さな変化、小さな挑戦からはじめてみませんか?
新しい世界に飛び立つには不安がつきもの。大学ってどんなところ? 自分にはできるかな? と、心配になることも多いと思います。でも、何かに関心を持ったら、そのことを大切にして調べてみてください。そして、まずはちょっと試してみる、挑戦してみることをお勧めします。きっと楽しく、そして大きく成長できると思います。
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