あじばこプレス
-
学部 :国際関係学部
学科 :多文化コミュニケーション学科
学年 :2年
入試方式:全学統⼀⼊試:前期
お名前 :江頭聖矢今回は国際関係学部多文化コミュニケーション学科2年次生、江頭聖矢さんにインタビューを行いました。
少ない数の参考書を繰り返し解いたという江頭さんがおすすめする参考書の選び方はもちろん、亜細亜大学が強みとする留学制度についてもお伺いしました。-
亜細亜大学に入学した試験方式についてうかがいます。
Q1.受験した入試の種類と受験科目を教えてください。
全学統一入試:前期です。受験科目は英語と国語の2科目でした。
Q2.なぜその入試方式を選んだのか、また選んだきっかけはありますか。
もともと私立文系志望だったので、国語と英語、選択科目で世界史を選択し、勉強していました。ただ、世界史にあまり自信がなく、英語の方は自信があったので、世界史に代わる科目と英語の2科目で受験でき、尚且つ複数の学科を併願受験できる本学の全学統一入試を選びました。
Q3.現在の学部を志望した理由はなんですか。
⼤学進学を考える際に、正直当時はあまり興味のある分野がなく、学部の方向性を決めかねていたのですが、元から英語が好きだったこともあり、更に⾔語を学びたいと思い、国際関係の学部を志向するようになりました。また、多⽂化コミュニケーション学科では英語以外に第⼆⾔語の取得が必須であり、他⼤学にはあまりないアラビア語が学べるところも魅⼒的だったため、この学科を受験することに決めました。
アラビア語を扱える人は国内には少ないと思い、少しでも喋れたり読めたりしたら、将来的に役立つのかなと考えました。実際にアラビア語を実習した卒業生が航空会社やアラビア語圏で働いている例もあり、すごく魅力的だと感じました。
Q4.受験に向けてどのような準備をしましたか?
高校3年生の時は1年間ずっと、古典も含めて国語、英語、世界史を勉強していました。予備校にも通っていましたが、何冊も参考書を解くのが得意ではなく、各科目、予備校でいただいた教材とは別に1冊ずつ参考書を購入し、それをただひたすら解いていました。間違えた問題を繰り返し解き、1年間でその1冊を何往復できるかを大事にしていました。
あとは、とにかく⼤学の過去問と向き合うこと。そうすることで、⼤学側が出題する問題の傾向を理解できます。また過去問を解く際は時間を測り、本番同様の状況で取り組むようにしていました。
Q5.亜細亜大学に入学して良かったと思うことはどんなところでしょうか。
英語とアラビア語を学ぶ機会を得られたことです。亜細亜⼤学の「AUAP」という留学プログラムを使⽤し、5ヵ月間のアメリカ留学にも参加しました。もともと海外留学は在学中の⽬標でもあったので、とても良い経験ができたと思っています。
また、学部学科を越えた繋がりが多く、全学部共通の授業やサークルを通してさまざまな⽣徒と関わる機会があり、交友関係が広がりやすいところも良かったです。
Q6.今後、大学生活で取り組みたいことを教えてください。
5ヶ月間の海外留学では短いと感じたので、ぜひ来年度に⾏われる「AUEP」という約 1 年間の交換留学に⾏きたいと考えています。この留学制度は明確な英語技能の基準や学内選考が存在するため、「AUAP」よりレベルの⾼い留学となりますが、それに向けてさらに英語学習に励んでいこうと考えています。
アメリカの方が自分の生活環境に合っていると感じます。前回「AUAP」で留学した時は語学を習得するのがメインだったのですが、「AUEP」だと現地で英語を学びながら自分の専門分野も学べるので、とても興味があります。
Q7.将来の夢や目標を教えてください。
はっきりとした夢や希望する職種は決まっていませんが、語学⼒を活かせる職業に就きたいとは考えています。服飾や観光業、遊園地運営などにも興味があるため、そういった方向の職種も魅力的ですし、将来的には海外で⽣活したいとも考えています。
-
受験対策や心構えについて詳しくうかがいます。
Q8.おすすめの対策法はありますか?
たくさんの参考書を学習するより、厳選した参考書をひたすら解いて、完璧に仕上げることが ⼀番達成感を覚えやすいし、知識が⾝についたと実感すると思います。
参考書の選び方については、少し中身をめくってみて、自分が不得意な分野がしっかり入ったものを選ぶといいと思います。また、分厚いものより気楽に机に向かえる程度の薄さの参考書を選ぶようにしていました。
Q9.受験対策で苦労した点はなんですか?
もともと私立文系志望で3科目を同時に勉強していたのですが、世界史に対して本当に苦手意識が強く、覚えるのが大変でした。
Q10.スランプ脱出はありますか。そのきっかけはなんですか。
⾃分のペースを守り抜くことです。両親や先⽣など周りの⼈がいろんな意見を⾔ってくることもあれば、友⼈を⾒て焦る気持ちもありましたが、⾃分のペースでやりやすいように勉強するようにしていました。また、ずっと同じ環境にいると滅入ってしまうことがあると思うので、週に一回だけでも勉強場所を変えるなどもおすすめです。
Q11.おすすめの気分転換の方法はありますか?
⾳楽を聴いたり、サイクリングしたり、週末においしいものを食べたりしました。あとは、友⼈と高校卒業後の旅⾏の予定を⽴てて、受験が終わった時の楽しみを作ることもおすすめです。 思い悩んだときは早く寝るようにしましょう。
Q12.支えになった人や言葉やきっかけはありますか?
母の存在が大きかったです。思春期でしたし、また母と性格が似ている部分もあり、受験期はぶつかってしまうこともありました。しかし、母が毎日おいしい料理を作ってくれたり、お弁当を用意してくれて、生活面をサポートしてくれたおかげで、受験勉強に集中できたと思います。母から手紙をいただいたこともあります。頑張りを認めてくれる温かいメッセージがあり、とても励みになりました。
志望校を亜細亜大学に決めた時も、母が僕の意見を尊重してくれました。常に味方でいてくれましたし、気分転換にもよく付き合ってくれていました。⺟の存在はやはり偉⼤です。
Q13.入試直前の追い込み方法は何でしたか。
年明けからは、⾃分が今まで解いてきた問題や⼤学の過去問の復習をしていまし た。無計画に新しいことを勉強して頭に詰め込むより、今まで学習してきた知識を完璧にしようという気持ちが⼤きかったです。大学の過去問に関しては4、5年分やりました。
Q14.受験生活で得たものはありますか?
自信です。大学に合格したという成功体験が何よりも自分の自信に繋がりました。また、1年間しっかり勉強を続けたことによる忍耐力も得られました。
受験期は時間管理が大切なので、朝起きてから夜寝るまでのタイムスケジュールを常に毎日考えていました。とにかく規則正しい生活をして、無理に夜ふかししてまで勉強はせず、限られた時間の中での濃い勉強を心がけていました。そういう意味ではタイムマネジメントの力も培われたと思っています。
Q15.同じ入試方式で受験する高校生へメッセージをお願いします。
これから受験に向けて最後の追い込みに⼊っていくかと思いますが、⾃分を追い込みすぎず適度に休息も取るようにしてください。受験を⽬前に焦る気持ちも分かりますが、⼀旦深呼吸して⾃分に今何が⾜りていないのか、どの教科が苦⼿なのかをしっかりと把握し、残りの受験期間は少しでも苦⼿分野を減らせるように頑張ってください。来春、亜細亜⼤学で会えることを楽しみにしています!
-