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亜細亜大学の過去問から出題頻度の高い問題をピックアップしています。
第5回に分けてお届けしますので、ぜひチャレンジしてみてください!

【第一回】あじばこ定期テスト

  • 傍線部のカタカナに最もよく該当する漢字を、それぞれ後の1〜5の選択肢から選びなさい。

    1 徴細 2 美彩 3 微才 4 備細 5 微細

    (2024年一般入試学科別 ホスピ/データサイエンス/法律)

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    5 微細

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    正解は5。「微細」は「きわめて細かいこと」の意。「徴」と「微」は字形が似ているので注意しよう。「徴」には「しるし」という意味がある(例えば「特徴」は「際立ったしるし」である)のに対し、「微」には「かすかな」という意味がある。

  • 上のことわざの説明として最も適切なものを、それぞれ後の 1〜4 の選択肢から選びなさい。

    1 他人に情けをかけておけば、いずれむくわれるということ。

    2 人を甘やかすことは、その人のためにならないということ。

    3 自分の満足のために、人に親切にすること。

    4 相手を思ってしたことが、予想外の反発をまねくこと。

    (2024年一般入試学科別 ホスピ/データサイエンス/法律)

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    1 他人に情けをかけておけば、いずれむくわれるということ。

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    正解は1。入試頻出のことわざ。因果応報と意味が近い。「情けをかけると巡り巡って自分のためになる」という意味であり、必ずしも情けをかけた相手から直接返礼があるということではない。選択肢2のような誤用に注意。

  • 上記の英文の(   )に入る最も適当なものを、①~④から1つ選びなさい。

    ① talked

    ② discussed

    ③ discuss about

    ④ dispute about

    (2024年一般入試(学科別)<ホスピ/データサイエンス/法律>)

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    ② discussed

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    正解は②。talkとdiscussに着目。①talk「話す」は自動詞で、後ろに名詞を置く場合は前置詞が必要なため不適。②discuss「について話し合う」は他動詞で、目的語が取れるため正解。③は前置詞aboutが不要。文末late last nightに着目すると、動詞は過去形になるため④は不適。

  • 上記の英文の(   )に入る最も適当なものを、①~④から1つ選びなさい。

    ① why

    ② whenever

    ③ whatever

    ④ which

    (2024年一般入試(学科別)<ホスピ/データサイエンス/法律>)

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    ① why

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    正解は①。他動詞seeの後には名詞節を導くことができる語を選ぶ。②wheneverは副詞節のみを導くため不適。③whatever、④whichは名詞節を導けるものの、what、which(whatever, whichever)の後ろには名詞の欠けが生じるため不適。①whyは疑問詞で、後ろに名詞の欠けが生じない。

  • 上記の問題文に沿って解きなさい。

    (2024年一般入試学科別<データサイエンス学科>)

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     sinθ cosθ = −$\frac{5}{18}$ sin³θ + cos³θ = $\frac{23}{27}$

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    sin²θ + cos²θ が利用できるので、前半は sinθ + cosθ = $\frac{2}{3}$の両辺を2乗して計算する。
    sinθ  cosθ = -$\frac{5}{18}$(答)。
    後半は因数分解の公式を用いて3次式を(1次式)×(2次式)の形に変形してから値を代入するとよい。
    sin³θ + cos³θ = $\frac{23}{27}$(答)。

  • 上記の問題文に沿って解きなさい。

    (2024年一般入試学科別<データサイエンス学科>)

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    k=−$\frac{3}{2}$

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    分母と共役な複素数(3-ki)を、分母と分子にかけて計算。すると、分母から虚数部分(iを含む項)が無くなり、実数になる。純虚数となるためには、分子の実数部分が0になるような実数 を求めればよい。
    k=−$\frac{3}{2}$(答)。

  • 上記の文章を読んで空欄【  】に入る最も適当なものを①~④から1つ選びなさい。

    ① 藤原道長

    ② 称徳天皇

    ③ 平清盛

    ④ 光明皇后(皇太后)

    (2024年一般入試学科別<ホスピ/データサイエンス/法律学科>)

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    ① 藤原道長

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    正解は①の藤原道長。「平安時代中期になると」に注目。②称徳天皇も④光明皇后(皇太后)も奈良時代の人物。③平清盛は平安時代末期の人物。消去法で解答できる。広い視野で問題文と向き合うことを心がけよう。

  • 次の①~④のうちから一つ選びなさい。

    ① 織田信長はキリスト教の宣教師を優遇し、京都に教会の設立も認めた。

    ② 豊臣秀吉はキリスト教徒を国内から一掃するバテレン追放令を発令した。

    ③ 江戸幕府は天領、ついで全国にキリスト教の禁教令を発令した。

    ④ 江戸幕府は民衆を仏教寺院の檀家とし、キリスト教徒でないことを証明させた。

    (2024年一般入試学科別<ホスピ/データサイエンス/法律学科>)

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    ② 豊臣秀吉はキリスト教徒を国内から一掃するバテレン追放令を発令した。

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    誤りは②。「バテレン」とは「宣教師」のこと。バテレン追放令は宣教師の国外追放を命じたもの。布教と貿易が一体化していたことから、宣教師追放令としては不徹底に終わったことも併せて押さえておこう。

  • 下の①~④のうちから一つ選びなさい。

    Aペイシストラトスが僭主となり、中小農民の保護をおこなった。

    Bソロンが市民を財産によって分け、それぞれの権利と義務を定めた。

    Cクレイステネスが、地縁に基づく新たな部族制を編成した。

    ①A→C→B ②B→A→C ③B→C→A ④C→A→B

    (2024年一般入試学科別<ホスピ/データサイエンス/法律学科>)

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    ② B→A→C

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    正解は②。ソロンの改革は、前594年から始まった。ペイシストラトスは、平民の支持を受けて前561年に僭主となり、貴族政を打倒。クレイステネスは、前508年に改革を行い、貴族の拠点であった4部族制を廃し、新たに地縁に基づく10部族制を編成。

  • 次の①~④のうちから一つ選びなさい。

    ① ジョン王は、大憲章(マグナ=カルタ)を承認した。

    ② ヘンリ3世の統治期に、シモン=ド=モンフォールらが王に対抗して国政を協議した。

    ③ エドワード1世は、模範議会を召集した。

    ④ エドワード3世時代の議会は、三部会と呼ばれた。

    (2024年一般入試学科別<ホスピ/データサイエンス/法律学科>)

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    ④ エドワード3世時代の議会は、三部会と呼ばれた。

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    誤りは④。三部会は、イギリスではなく、フランスにおける身分制議会。聖職者課税問題をめぐり教皇ボニファティウス8世と対立した仏王フィリップ4世が、国内の支持を獲得するために、1302年に開催したのが始まり。主要な教皇の業績も併せて復習しておこう。

  • 最も適当なものを、次の①~④のうちから一つ選びなさい。

    ① 最高裁判所での裁判は、裁判官が全員出席する大法廷ですべて行われる。

    ② 最高裁判所は、最高裁判所長官と、それ以外の14名の裁判官から構成される。

    ③ 最高裁判所裁判官は、その任命後初めて行われる参議院議員選挙の際に国民審査に付される。

    ④ 国民審査にあたって、投票者から白紙(記入なし)で投票が行われた場合には、投票の対象である最高裁判所裁判官の罷免を可とする票とみなされる。

    (2024年一般入試学科別<ホスピ/データサイエンス/法律学科>)

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    ② 最高裁判所は、最高裁判所長官と、それ以外の14名の裁判官から構成される。

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    正解は②。最高裁判所長官が誰に指名、任命されるのかも覚えておこう。①小法廷で裁判もあるので誤り。③「参議院議員選挙」ではなく「衆議院議員総選挙」が正しい。④「白紙で投票」ではなく「×をつけて投票」が正しい。

  • 最も適当なものを、次の①~④のうちから一つ選びなさい。

    ① 免田事件

    ② 浦和事件

    ③ 大津事件

    ④ 砂川事件

    (2024年一般入試学科別<ホスピ/データサイエンス/法律学科>)

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    ② 浦和事件

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    正解は②。浦和事件は、国政調査権が司法権に介入することが問われたもの。①は死刑判決を受けた人の再審が認められた事件。③は明治憲法下で司法権の独立が問題となった事件。判例は、資料集などを活用して覚えよう。

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